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欧米で生活する日本人の身長が伸びる話を聞きました
欧米で生活する日本人は、身長が伸びると聞いたことがあります。これは私の知人のお子さんが欧米に留学していまして、欧米で生活しているそのお子さんの身長がすごく高いと聞いたのです。この話を聞いたのは数年前ぐらいのことです。
最近では自分の子供を欧米などの海外に留学させることは、珍しくありませんので、そういう話を聞く機会が出てきたのでしょう。それで一番気になることは、欧米で生活する日本人の身長が本当に伸びるかどうかですね。それについては、日本人の身長と海外の関係を考えると少し答えが見えるような気がします。
昔の日本人と今の日本人の食生活を考えてみると
まず、昔の日本人と今の日本人の生活環境を考えてみると分かることがあります。それは今の日本人の食生活は欧米化されているということです。事実として、昔の日本人と比べて今の日本人の身長は長くなっているという統計結果が多くあるのです。
また、昔の日本と比べると今の日本は飽食の時代と呼ばれていますが、これは昔の日本には食べ物が豊富になかったことが言えます。食べ物が少なければ、当然その分、栄養も少なくなります。栄養が少なくなれば、身長もあまり伸びないはずです。
欧米で生活する日本人は本当に身長が伸びる?
このようなことを考えると、欧米で生活する日本人の身長が伸びたのではなく、日本人自体の生活環境が変わって日本人の身長が伸びた気がします。しかし、これだけでは説明が不足している気がします。欧米の現地で生活している日本人のことを知っておく必要があると思います。
まず欧米で生活する日本人は、日本とはかなり違う住宅環境で暮らしています。欧米の住宅が日本と一番違うところは、天井が高いところでしょう。外人も含めて背の高い人が日本の住宅にいると、頭をどこかにぶつけることを気をつけることが多いです。
日本の住宅内の天井に直接、頭をぶつける人はかなり背の高い人でもあまりいませんが、扉などの出入り口では頭をぶつけないように気をつけなくてはいけません。しかし、欧米の住宅で扉などの出入り口で頭をぶつける人は、あまりいないでしょう。
そのため、欧米の住宅では自然と背筋を伸ばして生活する人が多いことが考えられます。身長を伸ばすためのホルモンなどは、10代の時にすごく出てくると言われています。そのような時期に、背筋を伸ばした生活をしていれば、身長が伸びやすくなると考えられます。
また欧米では日本と比べると、家の中や庭が広いです。広い空間で生活をしていると、日々の移動距離が増えます。すると運動量が増えますので、身長を伸ばすホルモンがよく分泌がされるのです。
欧米ではスポーツが盛んなので身長が伸びる
欧米での住宅環境を考えてみると、日本人の身長が伸びる理由がかなり出てきました。しかしまだ、これに付け加えることがあります。それは、欧米ではスポーツが盛んであるということです。欧米は日本と比べると土地の面積が広いですから、スポーツがやりやすいのです。
そして、欧米ではスポーツが身近に存在する文化が根付いています。日本の中で日本人が何かスポーツをするとなると、スポーツができる施設を探すのに苦労しますが、欧米ではスポーツ施設が豊富に存在しているのです。それから10代ぐらいの年代では、運動をすれば背が伸びやすいという話をよく聞きます。身長を伸ばすホルモンがよく分泌される時期なのです。
特にバスケットボールをすると背が伸びるという話は、昔からよく聞きます。これはバスケットボールの運動がジャンプをしたりして、背骨に刺激を与えることが理由として考えられます。背が伸びるというのは、骨が伸びるということですから、背骨の伸ばすホルモンなどの物資がバスケットボールの運動を通じて、分泌されていることが考えられます。
そして欧米あたりでは、バスケットボールが盛んに行われています。特にアメリカではバスケットボールのコートが、街中にあったりします。
欧米の背の高い人向けの住宅環境や、スポーツの文化を考えてみると、欧米で生活する日本人の身長が伸びることは、自然の流れのような気がしますね。
読者の40代・東京都出身の男性の方から頂戴しました「身長に関するうわさ話」をご紹介しました。