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成長期に筋肉をつけすぎると背が伸びなくなるので筋トレはほどほどにする
身長が伸びたくてバレー部に入っている人やバスケ部に入っている人がいました。ジャンプをする事で背が伸びるという噂があったからです。それは成長期でもある中学生の時でした。男子はまだ女子よりも身長が低い人が多かったので、部活に入るだけで背が伸びると思っていたようです。しかし、途中から筋トレをし過ぎると筋肉で骨の成長を止めてしまう為に身長も止まってしまうという噂がたちました。
本当は過度の筋トレは成長期にはあまり良くないそうです。しかし、成長ホルモンの分泌を増加させる効果があると言われていて、全くやってはいけないというわけではないのです。筋トレは無酸素運動であり、筋肉に乳酸を作りだします。この乳酸が成長ホルモンの分泌を増加させてくれるので、ジャンプすれば身長が伸びるというのは無酸素運動であり、一概にも間違ってるとは言えないのです。今は膝への負担を減らす為にもスクワットを昔のように長時間させないところもあります。これは膝への負担が大きいからです。トレーニングも今と昔では内容が変わっていてることもあり、現代の子のスタイルが段々と変わってきているのです。
成長期に牛乳を沢山飲んだら身長が伸びるという噂!
これは小学校の時に、男子よりも女子の方が身長が高いことから男子が沢山牛乳を飲むようになりました。これは親からも言われていた事でもあり、毎日毎日私も飲んだのです。この牛乳というのはカルシウムが豊富に含まれており、骨=カルシウムと思っているからです。しかし、骨というのはたんぱく質で出来ているのであり、たんぱく質は骨や肉を作り出す骨の成長に不可欠なものなのです。
カルシウムというのは出来上がった骨を強くする役割を果たしているので、骨を成長させるためにはカルシウムだけではなく、たんぱく質が必要になってくるのです。成長期が終わってから亜鉛を多く摂ったりしても骨の成長にはあまり意味がありません。しかし、成長期に亜鉛の摂取が少なかったら成長障害になります。その為に成長期に亜鉛を摂ることで骨の成長に繋がり、身長が伸びるのです。
牛乳を飲むと勿論、骨の成長を助けるという事もあり、身長が伸びる手助けになっているのです。牛乳だけでなく、肉や魚、大豆などをバランス良く取る事、そして、成長ホルモンが一番働く時間は夜でもある事からしっかりと睡眠をとることで身長が伸びるのです。寝る子は育つというのは昔も今も変わらないのかもしれません。適度の運動と栄養と睡眠が重なりあってこそ、骨の成長に繋がるのでしょう。
正座をすると身長が伸びなくなるという噂もありました。
正座をすると骨盤がゆがんでしまい身長が伸びなくなるという噂がありました。それは骨盤だけでなく、足の膝や関節に負担がかかる為であり、家でも正座をしなくなってしまったのです。しかし、書道を習っていた為、その時だけは正座をしていました。食事をするときも段々と正座をするという習慣がなくなり、親さえも足を伸ばすように言うようになってきたのです。
これは本当に正座をする事によって身長への悪影響があるとされているようです。短時間の正座ならあまり影響しませんが、やはり長時間になると膝を強く曲げて、足全体が圧迫されます。全体重がのるわけですから、足への負担が大きくなります。それに加えて血液やリンパ液の流れが悪くなり、足の発育の妨げになり、身長の伸びにも影響をしてくるのです。現代の子は正座をあまりしません。その為、手足が長い子が目立ちます。そして、身長も以前に比べて高い子が多いのではないでしょうか。
読者の40代・福岡県出身の女性の方から頂戴しました「身長に関するうわさ話」をご紹介しました。