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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。30代・神奈川県出身の女性の方から頂戴しました。
身長が高かった幼稚園の頃
母は背が高くはありませんでしたが、父がラグビー選手だったこともあり、背も高くガタイもよく、父譲りなのか幼稚園に通っていた3年間はどのクラスも列の後ろの方でした。周りからもよく背が高いねと声をかけられることも多々ありで、このまま身長は高くなると思っていました。三姉妹の三女でしたが、やはり幼稚園時代の姉たちに比べてもその時の私はとびぬけて高いと言われていました。
小学校に入り同級生の子達と同じように成長していったのですが、小学三年生くらいから周りの子達と比べ身長の伸びる速さが明らかに違うなと感じたのを覚えてます。クラスの中で他にも背の低い子が2人いて、その子達と小さい同盟を組んだりして遊んでいました。まだその時は特に心配したりすることも気にすることもなかったし、両親からもそのうちまた伸び始めるからと大丈夫と言われていました。
悩み始めた小・中学時代、カルシウム摂取とジャンプで身長を伸ばす
小学校高学年から、周りの女の子達もそれぞれ徐々に成長し、比べるようになり始めてから身長のことで悩み始めました。今考えればくだらないことなのですが、そのくらいの少女が夢見るような夢を持ち、身長が低いままじゃ叶わない!と思い身長を伸ばす方法を母に相談しながら試し始めました。
まず一つ目、誰もが知ってるカルシウムをたくさん摂ることです。身長を伸ばす=骨を成長させる=カルシウムと考え、牛乳をたくさん摂ることに決めました。
ただ問題があって、実はそのままの牛乳が飲めない体質で、小中学校の給食でも私だけ牛乳を学校に頼んでいませんでした。なので、牛乳をよく使うメニューを母にお願いしてそれを食べるようにしていました。例えば、クリームシチューやホワイトソースを使ったグラタン、野菜と牛乳で作るポタージュスープなどです。あとはミルク系の味のうどんや、牛乳によく浸したフレンチトースト、牛乳で作ったおかゆみたいなものなどなどです。とにかく飽きないように、試行錯誤で色々なメニューで夕ご飯を作ってくれた母にとても感謝ですね。あと他に気にして食べるようにしていたのが、海藻類、大豆です、乳製品です。ヨーグルトは食べれたので毎日食べていました。
二つ目は、とにかくよくジャンプをしていました。垂直跳びのようなものです。その時の頭の中では、バレーボール選手やバスケットボールの選手は背が高い=ジャンプと謎の方程式が出来上がり、よく飛んでいました。おかげで、球技はとても得意になりましたが、それが何か背が伸びることに影響していたかどうかはわかりません。
まさかの高校一年生から身長が伸び始めた
そんなこんなで、いろんなことを試していましたが、中学の頃はクラスでも、学年でも完全に背の順では前の方でした。背が低いからといって、損したことは一度もないし、誰かに何かを言われたりすることもなかったのですが、やはり背が高いことが一度はあったのでどこかで伸びるんじゃないか、という希望と、背の順で並ぶ時に後ろに並びたいという思いが強く、自ら生活指導係に立候補し、後ろからしっかり並んでいるかという役をゲットし列の一番後ろにいたこともありました。
しかし、一番の成長期に伸びる気配もなく三年生の受験の時が来て、身長の事もどうでもよくなっていきました。
そして無事に高校生になり、入学してすぐの身体測定で出た結果がなんと、中学の最高の身長の時よりか少し伸びていることがわかりました。
それがそしてその時だけではなく、どんどんその後伸び始めたのです。かと言って、身長高いねと言われるくらいには結局はならなくて、高校2年生くらいから今も同じ身長です。決して小いさいわけではありませんが、高くもありません。
中学の頃に試した、毎日毎日摂ったカルシウムのおかげか、ジャンプのおかげかはわかりませんが、確かに高校一年生から二年生の間で急激に伸びたことは確かです。