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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。30代後半の栃木県出身女性の方から頂戴しました。
中学時代、134cmの自分が嫌でした
13歳の頃の私は身長134cmで、学年で最も背が低かったのです。
他の子は皆、13歳女子の平均身長である145~150cmはあったのに、私だけどうしてこんなにチビなんだろうと悩んでいました。
一番嫌だったのは背が低い上に太っていること、当時体重が50kgあったのです。
毎日クラスの子に「○○ちゃんってちっちゃいよね、同じ年じゃないみたい」とからかわれることが嫌でした。
両親は150cm台で身長が低い方なので、このまま私も低いままかもしれない、どうして私だけこんな見た目なんだろうとコンプレックスだったのです。
14歳の時、保険や理科の先生に相談。カルシウム摂取と適度な運動・睡眠を心がけるように
どうにか身長を伸ばしたいと思って自分なりに調べたり、保険の先生や理科の先生に尋ねてみました。
すると、身長を伸ばすには骨端線という部分が重要で、これは簡単にいえば軟骨です。
この骨端線は大人になれば消えてしまう部分で、それまでに軟骨を育てれば身長が伸びる可能性があることがわかりました。
また、成長ホルモンというホルモンも重要であり、成長ホルモンの分泌を安定させれば身長が伸びるかもしれないのです。
それがわかって14歳の頃から始めたのが、カルシウムを取ることと運動すること、そしてたっぷり眠ることでした。
まず母に相談して魚中心の食事にし、牛乳を朝コップ1杯、夜コップ1杯飲みました。
小魚スナックや煮干しなんかもおやつかわりに食べていましたし、とにかくよくカルシウムを摂っていた記憶があります。
健康のためにも牛肉や野菜を食べることもありましたが、元々肉をあまり食べない家だったので1週間のうち魚料理が5日、肉や野菜が2日という頻度でした。
運動したのは太っていたら成長ホルモンが分泌されにくいと知ったからで、十分睡眠を摂ったのもよく眠れば成長ホルモンが分泌されると先生に教えてもらったからです。
運動は学校で体育の授業で動く以外に、夕方1時間程度ジョギングをしました。
最初は毎日5km程度走っていましたが、運動しすぎても骨に悪影響を与えると聞いてからは3日に1回5km走るように制限しました。
16歳で150cmを超え、20歳には157cmになりました
14歳から始めて半年目、まず最初に変わったのは体重です。
身長には変化がなく、そのかわり体重は40kg台になりました。
15歳になったときにやっと身長が伸びていて、なんと134cmから142cmになっていたのです。
その後ももっと身長が伸びてほしいと思ってカルシウムを摂取すること、運動すること、よく眠ることを徹底しました。
そうすると16歳になった頃には、身長がとうとう151cmになっていました。
その後も少しずつではあるものの徐々に伸び続け、20歳になったときには157cmになっていたのでした。
両親以外に親戚にも高身長の人がいない家系なので、今では私がわりと背の高い方になっています。
身長を伸ばそうとカルシウムを摂ったりしていた頃は、まさかここまで伸びると葉思いませんでした。
しかし今になって思えば、やっぱり成長期にしっかり栄養を摂って運動して筋肉を鍛え、そして睡眠を摂っていたことは間違いではなかったのだと思います。
私のように低身長であることに悩んでいる人は多いでしょう。
とくに身長が低い自分に悩む10代の人達は、身長を伸ばすためにも規則正しい食生活や運動、睡眠を強くおすすめします。
成長期に十分に体が成長できるように栄養をたっぷり摂って、そして体を鍛えて体を休めることで、私のように背を伸ばすことも可能なのです。
個人差があると思いますが、私の行った身長を伸ばす方法はおすすめなので、低身長に悩む10代の人達にこそ実践してほしいと思いました。
今では子供でも飲めるようなカルシウムサプリなども売っているでしょう。
普段の食事では1日に必要な栄養量を摂取できない人の方が多いと思うので、サプリなどの補助食品を利用するのもおすすめです。