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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。20代・大阪府出身の男性の方から頂戴しました。
身長が低くてコンプレックスだったた小・中学校時代
私は3月生まれだったということもあり、小学校・中学校の頃は周りの子に比べて身長が低いままでした。
背の順もずっと一番前で、小学生の頃だと自分より背の高い女の子も多く、男として悔しかった小学校時代を過ごしてきました。
身長が低くて嫌な思いをしたことも多々あり、同級生にからかわれたり、当時流行っていたK-1の試合の翌日になると技をかけられたりしていました。
小さいからか腕力も弱く喧嘩をするといつも負けてしまい、男としてのプライドは完全にへし折られていました。
そのまま中学校に上がり異性の目が気になる年頃になりました。
しかし身長が低いままの私が女子に持ち上げられることもなく、低身長のコンプレックスからか生活もだんだんと卑屈になっていき負のスパイラルをたどっていました。
中学生の頃は野球部に入っていたのですが、背が低いということで期待はされておらず、走ることには自信があったのですがレギュラーを獲ることはできませんでした。
背の高いピッチャーや外野の子によくからかわれていてそこでも悔しい思いをしてきました。
ちなみに私の小・中学生の時のあだ名は「コラッタ」
これは当時流行っていたポケモンに出てくる弱々しい小さいネズミのキャラクターで、コンプレックスをずっと抱えながら学生時代を過ごしてきました。
いつか大きくなって見返してやると思っていましたが、身長が伸びる気配も無かったので半ば諦めていました。
ハンドボールを始めてから身長が伸びた!!
そんな私も高校に上がりました。
この時点で身長は160cmに満たないほどでした。
中学生の頃にしていた野球も見切りをつけていたので新しい部活を探していました。
もともと走ることには自信があったので陸上部に入ろうかと思っていましたが、私の通っていた高校には陸上部がありませんでした。
そこで私が入ったのはハンドボール部。
体育の授業で遊びでやったことはありましたので何となく入部しました。
それと人数が少なかったので初心者の私でもレギュラーになれるのではという不純な理由で始めました。
しかし人数が少ないながら練習はハードで週に休みは1日だけ、夏休みや春休みは毎日練習漬けな厳しい部活でした。
そして私の身体にも変化が起きはじめました。
入学前に採寸して買った制服が1年経つ頃には窮屈に感じるようになりました。
周りからも身長が伸びたと言われることが多くなりました。
次の年の身体測定では身長が前年より10cm近くも伸びていました。
部活の先輩が言うには、ハンドボールは全身の筋肉を使い跳ぶ動作も多いから身長が伸びるとのこと。
この時点でクラスの背の順は真ん中の位置まで伸びていました。
更に次の年も7?8cm伸びておりクラスの中でも背が高い方になりました。
入学前に買った制服はもう入らないので一度買い換えたほどです。
ハンドボールをしていた高校3年間で身長は20cm近く伸びました。
練り物を毎日食べて180cmまで身長UP!!
そんな高校生活を送っていた私はいつも部活の練習前に購買部で売っていたチクワやカマボコなどの練り物を毎日食べていました。
安かったからお小遣いで買いやすかったというのもあり、授業が終わった後には小腹が空いていたので、練習前の空腹を満たすのにはちょうど良かったです。
背を伸ばそうと思って食べていたわけではないのですが、よくよく考えると練り物は原料が魚なのでカルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
知らずのうちにカルシウムをよく摂る生活習慣ができあがっていたのですね。
他にも牛乳もよく飲んでいました。飲みすぎてお腹を下すことも多々ありました。
二十歳ぐらいまで身長は伸び続け現在は180cmあります。
成人式の時に小さい頃に私をからかっていた同級生の驚いている顔を見て爽快でしたね。