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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。30代・広島県出身の女性の方から頂戴しました。
小さい頃は身長が大きかったが、学年が上がるにつれて次々に友達に抜かされる様に
私は小学校入学時は、身長はやや大きい方でした。しかし、学年が上がるにつれどんどん友達に抜かされていき、いつも真ん中より前の方に並ぶことが多くなり、背の順で並ぶのが億劫になってきていました。小学校高学年の頃、身長は145cmでしたが、これ以上抜かされるのも嫌でもう少し身長を伸ばしたいとずっと思っていました。そのようなときにバスケットボールに出会いました。小学校5年生の11歳の時、普段の小学校のクラブ活動とは別でバスケットボールのクラブの募集があり、応募しました。そこから中学校3年生までの5年間バスケットボールに打ち込み、中学校卒業の時は160cmに身長が伸びた私の体験談をご紹介させていただきます。
バスケットボールとの出会い
私は小学校入学時は身長が大きめでしたが、どんどん周りに身長を抜かされ悔しさや悲しい想いをしてきました。小学校5年生に入り、バスケットボールのクラブの募集をしており、親に相談したところ、体を動かすのはいいことで身長も伸びるかもよ、と後押しされ応募をしバスケットボールを始めました。身長が伸びることも期待しながらも、だんだんとバスケットボールの魅力にひかれ、楽しくバスケットボールに打ち込む日々が続きました。
バスケットボールを始めてから、私の体に変化が現れました。まず一番の変化は、以前に比べよく食べるようになったことです。体を激しく動かすので、よくお腹がすいていました。クラブから帰るとご飯をもりもり食べるようになっていました。また、睡眠時間も増えました。以前は夜遅くまで起きていることもありましたが、バスケットボールを始めて、体をたくさん動かして疲れることで夜は早く布団に入りぐっすり眠るようになりました。この頃から、身長を気にすることもなくなってきていました。気づけば身長がぐんと伸び、背の順でよく抜かされていた私が抜く側に移っていました。よくご飯を食べてよく眠るようになったことが、身長の伸びにも大きな効果をもたらしてくれたのでしょう。
中学生になり、もっとバスケットボールを本格的にやりたいと思いバスケットボール部に入部しました。中学入学時は身長が154cmでした。バスケットボールをしている内にもっと身長が高くなりたいと思うようになりました。
中学生のバスケットボール部のクラブ活動は小学校の頃とは比べ物にならないくらい、練習がハードできついものでした。運動で消費するエネルギーが多いので、ますます私の食事の量も増えていきました。成長期ということもあり、恐ろしいくらいの食事の量を食べていましたが、部活動で体をたくさん動かしていたので横に太るということはなく、縦に伸びていきました。夜は早めに寝てしっかり睡眠をとり、朝はバスケットボールの朝の練習もあったので早く起きるという習慣も身に付きました。健康的な生活を送るということも成長期には大切なことでしょう。
バスケットボールで健康的な生活を送り、身長が5年間で15cmも伸びました
バスケットボールを始めて、よく食べてよく動いてよく寝ること以外にも、体に嬉しい効果がありました。それは、姿勢が良くなるということです。
バスケットボールは上にあるゴールを目掛けて上に高くジャンプをすることが多いですが、思い切りジャンプをすることで背筋も体も伸びて、良い姿勢を保つことができていたように思います。体を小さく縮めたり、高くジャンプし思い切り伸ばしたりすることも、身長に影響があったように思います。
小学校の2年間に加え中学校で3年間徹底的にバスケットボールを続けて、中学校卒業の15歳の頃には身長は160cmになり、平均身長より少し高くなりました。
以上のように、私はバスケットボールを始めてから、生活のリズムや食事の量、寝る時間が変わり健康的な体になることができました。たくさんの食事と睡眠をとることで身長の伸びの源をつくっていたのでしょう。また、バスケットボール特有の上に高くジャンプするという行動は、背筋や体全体を伸ばしてくれ、姿勢を良い状態に保ってくれる効果もありました。そのおかげで、私は5年間の成長期に身長を15cm伸ばすことができ、身長に対するマイナスな想いもなくなりました。身長が伸びたことに加え、健康面も嬉しい効果があったので、バスケットボールを始めて良かったと強く感じます。