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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。30代後半の栃木県出身女性の方から頂戴しました。
小学生の頃は身長が高い友達が羨ましかった
私は1800gの一卵性双生児の姉として産まれました。未熟児でしばらく保育器に入っていたそうです。
妹は1600gと私よりも小さく産まれました。
こんな小さく産まれてちゃんと二人とも大きく育つのか両親は不安だったそうです。
幼稚園に入り身長は当時二人とも前から3番目くらいの位置。クラスが違いましたが、いつも背の順は似たような位置に並んでいました。
特に身長の事など気にもしていませんでしたが、小学生になるとやはり前から3番目くらいの位置で、背の高い子は本当に高くて私はその子が本当に自分と同じ歳なのかと思うくらいにびっくりしました。
小学生4年の頃は縦に伸びるどころか横に太り、小柄な小太りになってしまいました。
周りの子達はスラッと細くて背も高く「皆いいなぁ、、自分もそうなりたいな」と思っていました。
バレーボールを始めて身長が10cm、160cmにも達し母も大喜び!!
ある時、一つ年上の友達から「一緒にバレーボール部入らん?」と、誘われて何の気無しに双子でバレーボール部に入る事になりました。それが小学4年の頃。
この時が私の転機だと思います。
学校が終わった木曜日の夜と土日はバレーボールの練習の日々。
ボール拾いに外周に。とにかく走り回りへとへとになりました。
サーブもまともに入らなかったのですが、継続は力なりですね、いつの間にか簡単にサーブも入るようになり、そして双子ともレギュラーとることができた小学5年生でした。
その頃になると、あれだけ太っていた身体はスリムになりました。
この時はまだ身長にさほど変化はありません。
中学校になりバレーボール部に入り、小学校とは違いアタッカーとして動くことが増え、ジャンプをする機会が多くなりました。
そして、家では毎日夜母親から「縄跳びしなさい!!」
と、怒られながらした事を覚えています。
双子の妹と、一つ上の兄とともに毎日1000回は飛んだと思います。
数を誤魔化す事なく真面目に毎日縄跳びをしました。
飛び終えるまで玄関の鍵を閉められたまま中には入れてくれなかった母親。
当時は本当に嫌で嫌で泣きながら縄跳びをしていたことを覚えています。
そんな事を続けていた中学2年生の頃、なんとなくヒザの痛みを感じるようになりました。
なんでこんな痛いんだろう?と思ってましたが、今にして思えば身長伸びるからこその痛みだったのかもですね。
中学2年の時一気に10cmは伸びました。
あれだけ小さかった身長も一気に伸び、高校生になってもまだ成長期だったと思います。
双子の妹も私の後を追うように同じように身長が伸び、
最終的に160cmまで伸びました。
160cmは小さくも高くもない数字かもしれないですが、未熟児で産まれた双子の私達にとってはものすごく成長したと思います。
母親自体140cm代と小さめなので
母親は自分に似て背が伸びなかったらどうしようかと思ったそうです。
母親は背が小さいために服がかなり大変だったそうです。
必ず袖直しや裾直しがいったみたいです。
それが娘二人がこんなに大きく成長してとても喜んでいました。
「ジャンプ」と「牛乳」が私のポイントでした
身長が伸びた要因として考えられるのは縄跳び、バレーボールの他に牛乳を毎日飲んだことかなと思います。
このバレーボールや縄跳びのようにジャンプするスポーツと牛乳が身長が伸びることにどんな関係があるのか調べてみました。
まずジャンプについてです。
骨端軟骨というのがあるのですが、その骨端軟骨に刺激を与えると身長が伸びやすくなります。
この骨端軟骨に刺激を与えるにはジャンプする運動やジャンプするスポーツが効果的。
また、骨端軟骨に刺激を与えると成長ホルモンの分泌が良くなりその結果、骨の形成リズムが良くなり身長はスムーズに伸びる。
なので縄跳びやバレーボールは身長を伸ばすには効果的なスポーツという事が分かりました。
ただし、縄跳びについては長時間飛んだり高く飛ぶのは膝と足首に負担がかかるので良くないです。
場所はグラウンドや土がオススメです。
それと牛乳はカルシウムがいいからかと思ってましたが、それだけではなく、牛乳にはタンパク質やカルシウム、亜鉛、マグネシウムといったたくさんの栄養素が含まれています。
これら栄養素が揃っているから
「牛乳は身長を伸ばすにはいい食べ物」と言われています。
私は身長が伸びたことは母親に感謝しています。
いやいやしていた縄跳び、毎日飲まされた牛乳でしたが、母親が口うるさく言ってくれたからこそ、今の自分があると思っています。
もし、小学生の子が身長で悩まれてましたら私の経験を活かせれたらなと思いました。