
StockSnap / Pixabay
読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。30代・神奈川県出身の男性の方から頂戴しました。
小学生の頃から低身長がコンプレックスでした
私は小学校に入学する頃から身長が低く、115センチ程度とどう贔屓目に見ても小さく、背の順も先頭が定位置でした。
体重も貧弱で、そのせいで余計に小さく見えるようで、良く背の高い同級生にからかわれたりしました。
両親や、そのまた両親に遡っても身長が高い人がほとんどおらず、これは家系の遺伝の問題なのだろうなと諦めていました。
伸びの悪い自分は、中学生になってもほぼ先頭で背の順で後ろの方に移動することは無く、デカイ奴らにバカにされる日常に腹が立つようになりコンプレックスが蓄積していきました。
しかし、そもそも背を伸ばすためのトレーニングや食生活なんて心がけていないこともあったので、「このままじゃダメだ、ダメ元でもいいから伸びそうなものを徹底的に試して見返してやろう」と思ったのが事の発端です。
正座で猫背を改善し、身長upを実感
運動をしようとも、もともとの運動嫌いもあってか、なかなか重い腰を上げることは大変でしたが、ならまず出来そうなことから実践してみようと思い取り組んでみたのが
座る時、出来るだけ正座で座ることでした。
もともと猫背で腰がやや曲がって見え、それが余計に身長の低さに拍車をかけたのではないかと思ったからです。
最初はピンと背を張るだけでもだるかったのですが、次第に慣れていくものでいつのまにかその姿勢が当たり前になってきました。
まだ実行して1ヶ月程度でしたが、親からも心なしか数センチ身長が伸びたのではないか言われ、効果があったかもと気をよくした自分はどんどんやるぞと身長が伸びそうなことを考えるようになりました。
そのあとも、骨を伸ばせば身長が伸びるならと単純に考え、鉄棒にぶら下がってみたり疲れるまで縄跳びで二重跳びをしたりと片っ端から試しました。
少しの意識改革で身長を伸ばしていく
不思議なもので、身体を意識して使うようになってくると運動意欲も湧いてくるようになり、最初のやる気のなさはウソのように引っ込むようになりました。
食事も偏食気味だった私は、カルシウムを取れば背が伸びると聞かされてきたので、苦手な魚や牛乳なども好き嫌いせず食べるようになりました。
偏食ばかりの人だってあんなに背が高いじゃないかと、多少理不尽な気持ちを持ったりもしましたが、食べるだけで本当に背が伸びるならと頑張って続けました。
運動もそうでしたが、精神的なことで改善できるものは一度意識を改めると意外にも続けられるもので、魚なども苦手というほどのものでもなくなったのが良かったです。
インドア重視でなかなかスポーツすることも億劫だったのですが、こうして動くことが当たり前になると運動をしないと逆に違和感が出るようなレベルになり、暇さえあれば友達とも野球やサッカーなど毎日夜まで外で遊ぶようになりました。
そういった細かい日常が溜まっていたストレスなども払拭し、成長に寄与したのかもしれません。
小学生時代の、毎年身長があまり伸びず血統のせいと勝手に諦めていた私は中学の間だけで25センチほど伸び、当時は軽く見上げていた友達が小さく見えるほどにまでなりました。
色々と取り組んでみた結果、自分に適した行動だっただけなのかもしれませんが、高校に入った後も伸び続け、今では180センチ近くまで上昇することが出来ました。
良い行動を取るというより、足りない行動を一つ一つ消化していくのが一番大切なのかもしれません。
運動不足や栄養不足が原因なのも普通に考えれば当たり前のことだと思うので、あとはやる気と相談するだけだと思います。
私には来年小学校に入学する息子がいるので、自分が実践した物事を参考に色々アドバイスをしていきたいです。