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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。20代・千葉県出身の男性の方から頂戴しました。
バレーボール部に入り身長がきになるように。まずは身長を伸ばすために睡眠時間を大切にしました
きっかけは中学生のときにバレーボール部に入ったことでした。それまでは自分に身長になんてあまり関心がなく、身長も平均的でした。しかし、中学生になってバレーボール部に入ってみると、中学生の段階ですでに平均身長がかなり高く、自分が小さい部類に入るという経験をしました。それ以来は自分にバレーボールの練習に取り組むかたわら、自分の身長に関心を持つようになりました。私が実践したことの一つ目は、睡眠時間の管理です。私は小学校時代、受験勉強をしていました。なので、小学校5年生、小学校6年生の間の睡眠時間はほかの小学生と比較すると少なめだったと思います。私の両親は、父が身長183センチメートル、母が170センチメートルと比較的身長の高い家系でした。しかし、私の身長は平均に伸び悩んだのはその受験勉強期の睡眠時間が少なかったために、成長ホルモンの分泌がとどこおってしまったためだと中学生ながら論理的に考えました。それからはたとえ定期試験の直前でも徹夜で勉強するようなことはせずに、規則正しい生活を心がけました。
その結果、現在の身長は179センチメートルと成人男性の平均身長が171センチメートルほどであることを考えると比較的高身長の部類に入ることができました。今振り返ってみると、中学1年生から3年生の間の睡眠時間を十分確保できたことが、功を制したゆえんだと考えられます。もし、小学校高学年の間も睡眠時間を十分に確保できていれば、180センチメートルを超えることができたかもしれないと多少の後悔もありますが、私は今の身長で十分満足しています。
部活動等での過度なトレーニングには気を付けました
私が身長を伸ばすために実践したこととして睡眠時間の十分な確保のほかにもうひとつあります。それは、身体づくりです。私が所属していたバレーボール部では自分たちでトレーニングメニューを考案することができました。私が一番注意したことは、成長期の段階で過度なトレーニングは避けたことです。これは自分の身長を伸ばす上でかなり重要なことだと考えています。睡眠時間も成長ホルモンを分泌するという点で非常に重要なポイントですが、過度なトレーニングを成長期の段階から始めてしまうと、必要以上の筋肉が発達してしまい、身体全体が硬くなり、柔軟性が失われてしまいます。柔軟性は成長ホルモンの効果を最大限に発揮する上でなくてはならないポイントなのです。身体が固まってしまうと、成長ホルモンが分泌されても、身体 (特に関節部分) が伸びる現象を筋肉が抑制してしまい、効果が発揮されなくなってしまいます。簡単に言ってしまえば、身長が伸びようとしているのに、頭の上から手で押さえつけられているような状態になってしまいます。
適度な睡眠・過度なトレーニングの禁止・バランスの取れた食生活が、私の身長を179cmまで伸ばしました
身長を気にされている方は遺伝や食生活にばかり気を取られがちです。確かに先天的なものも関わってきますが、それは私たちが選ぶことができない要素です。食生活はもちろん大事です。これは最低限心がける項目でもあると思います。身長を伸ばすために何かを積極的に摂取するようなことはしなくていいのです。私も実際そのようなことはしませんでした。栄養バランスのよい食事を一日3食しっかりと食べる。それだけです。あとは、これまで挙げた、成長期における「十分な睡眠時間の確保」と「過度なトレーニングの禁止」を実践していただければ多くの場合は効果があると思います。自分のお子さんの身長を伸ばしてあげたいと思われている優しいお父さん、お母さん、ぜひ自分の息子さん、娘さんにこれまで挙げた以上の項目を実践させてあげてください。