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読者の皆様から寄せられた「私の身長の伸ばし方」をご紹介します。20代・大阪府出身の男性の方から頂戴しました。
背が小さくコンプレックスだった幼少期
私は生まれながらにして身長と体重が低く、幼稚園と小学校低学年では常に列の先頭か2番目に並ばされていました。物心がつかない程度の頃は特に何も気にしてはいませんでしたが、小学生の頃からは常に前に並ばされる自分が嫌でした。家系的には決して背が低い方ではなかったのですが、妹よりも背が小さいということがずっとコンプレックスでした。そんな悩みを抱えたまま、10歳を迎え意識的に牛乳を飲むことにしました。もともと牛乳は嫌いではありませんでしたし、小学校の給食でも毎日出されていましたのでとても苦にはなりませんでした。朝食に牛乳を飲み、給食でも飲み、寝る前にも飲むという生活サイクルを3年間繰り返しました。私の身長は目に見えて伸びたというわけでもなく、一般的な成長期に見られる伸び程度であまり効果があったとは言えませんでした。
姿勢を正し身長が伸び出した中学時代
そんな私の身長に対する悩みに大きな転機が訪れたのが中学時代です。中学ではラグビー部に入部することとなり、部活動で身体のトレーニングをする機会が増えました。そんなん時に、顧問の先生から指摘されたことが、猫背を治しなさいということでした。私は元から猫背体質で、普段から姿勢が悪かったのです。胸を張れば自然と腹筋もつき、何もしなくてもそれがトレーニングになるとアドバイスをいただいたので、意識的に姿勢を正すようにしました。学校の授業を受けている時でも常に胸を張り姿勢を正すようにし、それを崩さないようにすることに努めました。最初は本当にこんなことで腹筋がつくのかと疑う気持ちがありましたが、2,3ヶ月続けると少し効果が出てきました。そのような生活を続けていた後に、私の最も嫌な瞬間である身体測定の日が来ました。中学時代にも背が低いことがコンプレックスだった私は、身長を測ることが嫌だったのです。しかし、どうしても避けることができないので仕方なく測定してみると、直近の身体測定から不思議と3センチ伸びていました。これは本当に嬉しかったです。その頃は以前のように意識的に牛乳を飲んでおらず、愚直にしていたことといえば姿勢を正すことでした。もちろん、成長期であり、猫背がただ単に解消したということもあるとは思いますが、前回の身体測定から約半年の期間でこんなにも身長が伸びたということに私は衝撃を受けました。それからは身長を伸ばすために正しい姿勢を維持しようと頑張りました。結果、中学卒業時には整列した時の後ろの方になるくらいの身長になりました。
結果身長が178cmまでUP!! 念願の列の最後尾に並ぶ瞬間が訪れました
高校入学後からも姿勢を正すことは欠かさず意識していました。その当時、私の身長は175センチほどに伸びていました。猫背の解消もあるとは思いますが、元の身長が伸びたとしかいえないほどの結果でした。高校時代の目標は、卒業時までには180センチの長身になりたいということでした。1年毎の身長の伸びは中学時代と比べて微増という程度のものでしたが、小学校に取り組んだ牛乳を毎日飲むという生活サイクルも取り入れて、178センチまで身長が伸びました。高校を卒業する頃には夢にまでみた列の最後尾に並ぶことができました。身長はただ単に牛乳を飲むことで伸びるものではないと私の経験からは言えます。子供の頃は猫背にもなりやすく、それが身長の伸びにおける阻害要因になっていると感じました。身長を伸ばしやすくするためには、意識的に姿勢を正すことが猫背解消という観点からも有効です。牛乳を闇雲に飲むのではなく、まずは少し胸を張って姿勢を正し、猫背を解消させ、数ミリでも伸ばす努力をして見てはいかがでしょうか。